キャンプにも自転車にも、屋外で遊ぶなら必須と言ってもいいぐらいサングラスは重要です。
サングラスとひとえに言っても種類も豊富で値段も様々。
そんなサングラスを実際に自転車やキャンプなどのアクティビティで使ってみた感想をレポートします。
サングラスの必要性
日焼け止めを塗っていても、目を保護しなければ日焼けをするって知ってました?
実はサングラスって眩しいからかけるだけでなく、日焼け防止にもなるんです。
目を守らないとメラニン色素が出てシミやそばかすができるのです。
またドライアイや充血にも繋がり目にも負担をかけるのでサングラスをかけることをおすすめします。
キャンプの時は忘れないように持っていきましょう。
ファッション要素が強いですが、機能的にもサングラスは必要なのです。
ということで、今勢いのあるサングラスIZIPIZI(イジピジ)とgoodr(グダー)の2つを比べつつトムフォードも比較してみます。
お気に入りの3ブランド
最近だと、IZIPIZIとgoodrはアウトドアショップやセレクトショップに置いてありますね。
と言ってもまだまだ新鋭のブランドなので聞いたことがない方も多いのでは。
「サングラス おすすめ」でGoogle検索するとたいてい「おすすめサングラスランキング」や「おすすめサングラス◯◯選」という形でサングラスが紹介されています。
ほとんどが、レイバン、オリバーピープルズ、999.9、オークリー、ポリス、などか、ハイブランドのトムフォード、グッチ、フェンディ、トムブラウン、プラダなどをおすすめしていると思います。
このようなランキングに掲載されないけれど、超絶おすすめしたいサングラスがIZIPIZIとgoodrです。
両方ともに似ているのですが、少しテイストが違って価格も違うので比べつつ、トムフォードのサングラスもおまけに紹介していきます。
ではそれぞれの特徴を、メリット、デメリットを踏まえて紹介していきます。
IZIPIZI(イジピジ)の特徴
IZIPIZIは2010年にパリで創業。
意外と最近なんですね。
3人のデザイナーが「おしゃれな老眼鏡を作ろう」ということで生み出しました。
なので、デザインはgoodrに比べてIZIPIZIの方がおしゃれで普段使いできそうなものが多いです。
一方、goodrはランニング用から始まっているということもあって、ミラーレンズや派手なものが多いですね。
デザイン的におしゃれ
ケースのフェルトもシンプルでどことなくヨーロッパぽさを感じます。
元々老眼鏡なので度入りもあります。
ジョギングをしたり、自転車に乗ったり、動いても軽いのでズレることがありません。
形もいくつかパターンがあって、顔に合わせてウェリントンを選ぶかラウンドを選ぶか。
少し遊びが欲しいならティアドロップ型もあります。
リーズナブル
goodrほどではないですが、ハイブランドのサングラスに比べると圧倒的に安いです。
価格は6,600円から。
トムフォードを買うよりこちらを何個も買う方がいろいろと楽しめて良いかもしれません。
軽く性能も良い
ほとんどのモデルが
・紫外線透過率 0.1%
・紫外線カット率 99%以上
となっています。
サングラスとしては申し分ない機能でしょう。
かなり軽量に作られており、ラバーっぽい素材がズレにくくしているように思います。
思った以上に作りが丁寧な台湾製。
goodr(グダー)の特徴
goodrはランニングする人のために、安価でカジュアルに使えるおしゃれなサングラスということで生まれたL.A.発のランニングサングラスです。
4,070円のモデルでも偏光レンズがついているというのが嬉しいです。
日本人でも合うサイズ感
IZIPIZIと比べて少しだけテンプル(耳にかける部分)が短くて耳にかかりやすくなっているおかげか、ピタッと吸い付くようなフィット感が良いです。
さすがジョギン用というだけあって、この辺はタイトに作られているのかもしれません。
鼻あての高さもちょうどよく、頬骨が当たることはありません。
安い
一番安いモデルで4,070円からとなっています。
IZIPIZIと2,530円の差ですが、意外にこれが大きい気もしますね。
ほら、サングラスって無くしたりお尻でふんずけてしまって壊したり、するじゃないですか。
数千円でも安いというのは嬉しいですね。
偏光レンズ
偏光レンズは釣りなどする時に威力を発揮します。
釣りに行って海を眺めていると普通のサングラスでは見えない魚がしっかりと泳いているのが見えます。
ジョギング用と言われているgoodrですが、もはや釣り用と言っても過言ではないぐらいに釣りに向いています。
スポーツサングラスはスポーツにしか使えませんが、goodrならどんなシーンにも合うデザインなのでおすすめです。
可視光線透過率はモデルによって様々ですが、10%前後が多いです。
軽い
goodrはIZIPIZIと同じように軽く素材も似ています。
スポーツやアウトドアなどで使用する場合は長時間サングラスをかけているので、疲れにくくとてもストレスが少ないです。
また、携帯する時も重さが気にならないのでスッとカバンに入れておくことができます。
ズレない
テンプルが少しIZIPIZIやトムフォードと比べて大きく内側に湾曲しているのがズレない秘訣でしょうか。
走っていても、上下にブラブラすることもなく、しっかりとフィットされます。
オークリーなどのサングラスに負けてないかもしれません。
TOM FORD(トムフォード)の特徴
最後に毛色の違うトムフォードのサングラスです。
ハイブランドのトムフォードはグッチとイヴ サンローランの元デザイナーです。
IZIPIZIやgoodrとは異なる路線のサングラスですが、持っているとテンションが上がるサングラスです。
かっこいい
芸能人も使っていて、「トムフォード 芸能人」で検索するとかっこいい画像が沢山出てきます。
特に前から見て「T」というマークがトムフォードと一発でわかるので「かっちょえええーー」となります。
ただし、地方ではあまり知っている人がいない模様。
はっきり言って都内で威張れるサングラスと言っても良いでしょう。
トムフォードが「カコイイ」のはジェームスボンドダニエル・クレイグがかけているからなので勘違いしないようにしてください。
質が高い
IZIPIZIとgoodrと比べたらダメなんですけど、圧倒的に質が高いです。
機械で作っているのか手作りなのかわかりませんが、トムフォードで聞いた話だとメガネのフレームはここ最近鯖江で作っているとか。
最終工程がイタリアだからmade in italyなのでしょうか。
いずれにしても日本の技術も入っていたら嬉しいですね。
重く、すぐズレる
トムフォードでロードバイクに乗ることはできますがジョギングはできません。
サングラスのフレームが重厚感あって重いので、走ると上下に揺れ頻繁にメガネをずり上げないといけないです。
フィット感は正直ありませんが、かけていると慣れてきました。
テンプルが太くて長い
トムフォードは耳に引っかかるカーブの部分までが長くズレやすいんです。
そして実際に何度か自転車を乗るときにトムフォードをかけたのですが、テンプルが太いのでヘルメットをかぶると耳の上が押し付けられて痛くなってきます。
視界はIZIPIZI、goodrと比べるとトムフォードは程よく遮光し見やすいのでやはりいいレンズを使っているのかもしれません。
鼻パッドが低い
日本人はアジアンフィットというモデルを買うのをおすすめします。
「俺ならいけるだろう。」
という、根拠のない自身は後で後悔します。
頬骨にフレームが当たってめちゃめちゃズレます。
あなたが思っている以上に外国人との骨格は違うのです。
いい値段する
当たり前ですがトムフォードは高いです。
安くても50,000円以上はします。
IZIPIZIやgoodrに比べるとびっくりするぐらい価格差がありますね。
それでも無くさなければ一生使えそうなぐらい丈夫でしっかりとしています。
何かのご褒美に、誰かのプレゼントにトムフォードのサングラスは良いかもしれません。
まとめ
3商品ともにとてもいい商品です。
アウトドアやアクティビティで使うと考えた場合、総合的に見るとgoodrが一番おすすめです。
なんと言っても4,000円程度で偏光レンズが付いているのは破格です。
派手なデザインが多いgoodrですがオーソドックスなデザインのものを見つけたら買いです。
運動する時、車に乗る時、など色々なシーンでサングラスを楽しめると気持ちもアガるでしょう。
レイバンやオリバーピープルズ、ポリスなどいいサングラスも沢山ありますが、安価でしかもクオリティの高いIZIPIZIやgoodrは手軽に使えてかなりおすすめです。
ぜひ、人目は気にせずお気に入りのサングラスを見つけてみてください。