東京の振り幅ハンパない。氷川キャンプ場は完全に都会とは対極の場所

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人生は振り幅がある方が面白く、豊かで稼ぎも多くなる、とどこかで聞いたような。

普段はスーツでシュッとしている人が、サーフィンなどでウエットを着ていたり、家庭菜園などで汚れた服を着ていたりするとギャップでステキだなと思ったりする。

自分もそうありたいなと思いつつ、年中ジャージに近い格好なんだけどね。

東京は世界で見ても、最先端な場所。

ファッションにしても、建築物にしても、食にしても、ありとあらゆるものがイケている。

まぁ、田舎育ちだからそう感じるのかもしれないけれど。

そんな東京にも、電車の本数が少なく、自然豊かで、時には熊も出没するような街がある。

そこが、都会とは対極にある奥多摩

新宿から2時間ほど電車に揺られると到着する。

奥多摩駅で降りてからわずか徒歩5分で氷川キャンプ場へ行ける。

都心の喧噪から離れ、癒されたい方へ、氷川キャンプ場をレポートします。

氷川キャンプ場の受付

キャンプ場へ向かう道中から見下ろす川は上流なので、だいぶんキレイで透き通っている。

ワクワクしながら歩くとすぐに到着。

なんなら、もうちょっと歩いて気持ちをアゲたかったけれど。

それぐらいに近い。

ゲートから入り、100メートルぐらい歩くと、受付がある。

今回行ったのは12月の寒い時期だったので、特に混むこともなくサクッと受付完了。

受付の横には売店が併設されていて薪などが買える。

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受付を済ませてから、河原の自由な場所へ。

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場内マップは手作りで味があるね。

今回は日帰りのデイキャンプということで、最小限の荷物をリュックに詰めてきたので、河原の石をテーブル代わりに。

テントを張る場合は背中がゴツゴツしそうなので、石とうまく付き合わないといけないかな。

寒い中でも、キャンプを楽しむ人がチラホラ。

横を見ると、カナダグースを着た若者たちがBBQをしていたので煙臭くならないか心配に。

ついつい、近くにいる人のギアやファッションを見てしまうのは、僕の悪い癖。

それはいいとして、そんな若者も気軽に来れる、この氷川キャンプ場のメリットをいくつか挙げてみました。

氷川キャンプ場のうれしいところ

都心から2時間で、駅近という点以外にも、うれしいところはたくさん。

あくまでも、個人的主観ですが、参考までに。

01、人工物があまり見えない

なんとも気持ちの良い景色で、人工物があまり目に入らないのがうれしいポイント。

これって大事で、電柱やら街灯やらが見えるのが嫌な人多いんじゃないですかね。

見えるのは、河の向こうの崖と大きな石がゴロゴロぐらい

本当に、天気が良ければ気持ちがいい。

02、直火がOKのキャンプ場

なんと氷川キャンプ場は直火がOK!

なかなか、直火が許されているキャンプ場って無いんですよね。

あらかじめリサーチ済みだったので、焚き火台を持って行かず、直火に挑戦。

前の人の焚き火跡を利用して、石を組み、焚き火をする。

これ、やってみて気づいたけれど、自分の持っているギアの高さやスタイルに合わせて自分で石を組んだ方が断然いい。

今回、前の人の組んだ石にスタンドが合わず、火をつけてから変更するわけにもいかず、ちょっと失敗でした。

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ひたすら肉を焼いて食べるだけのデイキャンプ。

電車で来ているので、アルコールは大丈夫なのが最高です。

03、河がキレイでせせらぎで癒される

目の前に河が流れていると、心の不浄を洗い流されるようで、癒される。

そんなに、心が汚れているわけではないと思うけど、色々反省してしまう。

河よ、ありがとう。

しかも、流れる河がキレイなんですよね。

今回は真冬だったけれど、夏なんかは、足をつけてチャプチャプ遊んだりもできて気持ち良さそう。

ビール飲んだ大人達は、お子さんから目を離さないように気をつけてくださいね。

04、近くに温泉がある

奥多摩駅から徒歩10分、氷川キャンプ場からは5分程度のところに、もえぎの湯という温泉があります。

これも結構なアドバンテージですね。

特に女性の方は、お風呂がないと嫌だ。という人多いでしょう。

映画やドラマでも使われているそうですが、何の映画かは忘れました。

もえぎの湯の料金

大人850円(入湯税50円を含む)
小学生450円

05、料金がリーズナブル

通常、これにテント設営代、タープも別料金、となる場合が多いですが、結構リーズナブル。

◾️1泊キャンプ
テント持ち込み  1人1,000円 (小学生以上)

◾️デイキャンプ 
1人600円(小学生以上)

◾️ご利用時間 最終受付時間
AM8:30~翌日AM10:00 宿泊当日PM16:00

06、レンタル品が多い

レンタル品が豊富なのも嬉しいです。

手ぶらでも気軽に楽しめるのも人気の理由の1つかもしれません。

キャンプを始めてみたいという方は、まずは借りてみてやってみましょう。

調理用具金額
鉄板500円
500円
600円~1,500円
800円
ヤカン400円
飯ごう500円
フライパン400円
包丁200円
まな板200円
ザル200円
ボール200円
フライ返し200円
オタマ200円
トング200円

氷川キャンプ場は以前から気になっていたけれど、東京ということで期待していなかったんですよね。

いい意味で期待を裏切ってくれた、氷川キャンプ場。

なんでもっと早く来なかったのだろうと後悔するぐらい。

さて、楽しんだ後は、また、雑踏の中へ帰りましょうか。

氷川キャンプ場
https://www.okutamas.co.jp/hikawa/

アウトドアマガジン編集部

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