予約が取れないと噂のゴンドーシャロレーは熊本県阿蘇郡南小国町にある標高900mのキャンプ場。
夏でも涼しく楽しめると言うことで、8月の猛暑の中行ってきました。
いいところ、注意しないといけないところをつらつらと書いてみようと思います。
とにかく眺望が最高!
ゴンドーシャロレーの特徴としては、とにかく絶景ということにつきます。
標高が高めというのもあり視界を遮るものがなく、阿蘇の外輪山を望める最高のロケーション。
日本にもこんな場所があるのかと思うぐらいに自然が広がっています。
このとてつもない開放感は残念ながら写真のフレームには収まりません。
敷地がとてつもなく広大
敷地が広すぎて、受付からサイトまで車で移動。
いつも行くようなキャンプ場をイメージしていると感覚が狂います。
現地にいた時は分からなかったのですが、帰ってから改めてマップで見返してみるとまだ未整地のエリアもあってまだまだ開拓できそうな予感です。
敷地が広大ということは車の音、電車の音などが聞こえず静かに過ごすことができます。
個人的にはこのノイズと人工物が見えないという点がキャンプ場の評価の高さにつながります。
このゴンドーシャロレーはまさしくそんな場所。
静かに、のんびり過ごしたい人にはかなりおすすめです。
各サイトに簡易的な炊事場が設置
このキャンプ場は各サイトに炊事場がついてます。
これって普通なんですかね。
普段フリーサイトに泊まることが多いので新鮮な感じです。
こんなに親切なキャンプ場、他にあったっけな?
すぐに洗い物ができたり水が汲めたり超絶便利です。
しかも、熊本阿蘇の水だから飲める。はず。
ということでゴクゴク飲みます。実際に飲んでも大丈夫かどうかはオーナーさんに聞いてみてください。
区画がとにかく広い
区画内に大型テントも余裕で張れるのは嬉しいことです。
それぞれの区画がこんなに広いキャンプ場も初めてかもしれません。
レイサ6が2張りぐらいできそうな広さ。
ソロテントなら6張りぐらいできるんじゃないかな。
大勢でグルソロなんかも楽しそうです。
景色は多分どのキャンプサイトもいいと思いますが、欲を言うなら一番高いところより低いサイトの方がいいかもしれません。
夏でも涼しいゴンドーシャロレー
標高900mなので少し気温が低め。
ちょうど行った時期は8月だけど紫陽花が咲いていました。
日中は普通に暑いけれど、夜になると寒くなり長ズボンと上着を着ました。
予約の時受付の方に「夜は寒いので羽織るもの持ってきてくださいね〜」と言われたのでほんと良かった。
まさか真夏に焚き火で暖まることになるとは。
それぐらい寒くなるので要注意です。
黒川温泉が車で5分とめちゃ近い
とにかく、黒川温泉が近い。
一番近い温泉までは車で5分。
しかも黒川温泉は高級旅館がほとんどですが日帰り温泉は500円ほどで入れてしまうのが嬉しいポイント。
ただしシャンプーや洗い場さえも無いお風呂もあるので事前チェックをしておきましょう。
キャンプ当日はもちろん、チェックアウトした日も温泉を楽しめるって最高。
車を公共の駐車場に停めて川沿いをてくてく歩いて旅館へ向かいます。
黒川温泉は温泉街の街づくりが考えられているのか風情があって何度来ても飽きません。
今回は、こちらのいこい旅館さんの温泉へ。
使われているのかはわからない囲炉裏など雰囲気があって個人的にかなりツボ。
鮎とか焼いて食べてみたい。
寒い時期に来るのもおすすめです。
熊本に来たらくまモンから逃れることはできない。
風呂上がりに飲む炭酸ってなんでこんなに美味しいんでしょう。
キャンプの煙の臭さを洗い流してさっぱりして帰ります。
その他、黒川温泉に近いキャンプ場の記事はこちら
今回の晩御飯
・トマトと茄子とチーズ焼いたの
・きゅうりと塩昆布混ぜたの
・ステーキ
など
ガンガン色々乗せてガンガン焼けるのはこの焚き火台(モンベルフォールディングファイヤーピット)のいいところ。
ただし足元が暖まらないのがネック。
幻想的な夕暮れを見ながら、缶ビールとワインを嗜む。
おっと、気がついたらワインはボトルが空っぽ。
まぁ、こうしているだけで「また来週から頑張ろうっ」となる。
お酒飲んでひたすら喋っていたから気づかなかった。。
翌朝になって気づいたけど、こんなオブジェあったんだ。
子ども達はボール遊びをしなくたっていい。ゲームを持って行って遊んだって、宿題を持って行って勉強してもいい。もはや別荘感覚で楽しめばいいんじゃないでしょうか。
そんなキャンプ場です。
注意すること
木と木の感覚が広いところが多いので、タープを張る時にはポールは必須です。
場所によってはハンモックも張れるけれど、木がないサイトもあるのでハンモックを張りたい人は予約の時に言ってみるのもありかもしれません。
先にも書きましたが8月の上旬で結構暑さも増してきている時期だったけど、長ズボンを履くぐらいに夜は寒くなります。真夏でも上と下に羽織るものは持って行ったほうが良いです。
あと、売店で売っている薪は紅葉樹なので長持ちはしますが1000円と高いので買っていくことをおすすめします。
予約の時にも確認をされますが底が網の焚き火台は使えません。芝が焦げるからでしょうね。
キャンプ場のルールとして貸し出される板を敷いて、焚き火マットを使って、尚且つ高さのある焚き火台を使わないとダメです。以前何かあったのでしょうか。ちょいと厳しめです。
焚き火台のルールがあるキャンプ場は初めてで、いつものお気に入りのやつは使えなかったのが残念ですが仕方ありません。
泊まってみた感想
ジュラシックパークか、アバターの世界に入ったような、そんな景色が壮観。
戦国時代が好きな人はあそこから攻めてきたら、なんて想像してしまうぐらいの眺め。
キャンプ場内を散策をするというより景色を眺めてのんびりするキャンプ場という感じです。
瞑想とか難しいことするよりゴンドーシャロレー。
マイナスイオンが発生する空気清浄機を置いた部屋よりゴンドーシャロレー。
そんな感じ。
はるか向こうに見える山々と空を見ながら、一杯やるというのがこのキャンプ場の楽しみ方のような気がします。
それにしても、あの広大な敷地にどうやってキャンプ場を作ったのが気になります。
管理も行き届いていて、かなり手のかかったキャンプ場だと感じました。
開放感とはまさしく、このことだなと感じさせるキャンプ場です。
熊本に来た際にはぜひ訪れてみてください。
施設情報
ゴンドーシャロレーオートキャンプ場
住所:熊本県阿蘇郡南小国町満願寺大谷山6338
アクセス案内:大分自動車道日田ICから国道212号・387号・442号で瀬の本高原方面へ。看板に従い現地へ。日田ICから55km
サイトの地面:芝
場内共有設備:管理棟、炊事棟、トイレ、夜間照明(一部)、多目的広場など
レンタル可能用品:あり
定休日:定休日なし
チェックイン: 13:00
チェックアウト: 11:00※宿泊施設はイン15:00
カード利用:不可