ソロキャンにオススメな道具を一択で答えてみる

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キャンプブームの終焉と言われる昨今、真のキャンパーにとってはようやくブームが去って穏やかにキャンプができると心を弾ませているのではないでしょうか。

人は飽きる生き物。ファミリーで始めたキャンパーたちは子どもがついてこなくなり、妻もついてこなくなり。。。

そして世の中のパパさんはソロキャンプに行き着くのです。

そんな孤独な人のためにもそうでない人にも、ソロキャンプでオススメで必要なモノを迷わないようにズバリ1択でピックアップしてみました。

ソロ用テント(大きめが理想)

ソロになるとこれまで使っていた大型のテントはオーバースペックです。ごく稀にレイサ6など大型テントをソロで使用している人もいますが設営を手伝ってくれる家族がいない状況下ではかなり大変。

完全に偏見ですがソロキャンする人はサクッと設営を終わらせて早々にビールを飲みたいはずです。

そうなると1人でも簡単にかつ短時間で設営できるテントが必要となってきます。

と言ってもファミリーで使用していた大型テントの快適性も捨てがたいので、そう考えると広々と空間が使えるテントが良いのではないでしょうか。

オススメなのはワンポールテント。メリットはポールは1本、立ち上げが簡単で有効面積も広い。

冬にはストーブを入れ込んでぬくぬく籠ったり、夏には開放してタープのように使ったりアレンジ次第で楽しめます。

このAmazonで話題のワンポールテントはとあるブランドをリスペクトして作られたと思われますがかなりクオリティ高く評判が良いです。

オススメのワンポールテント

軽量・コンパクトな寝袋

寒さから身を守るために軽量でコンパクトな寝袋が必要です。

ファミリーキャンプでは運搬などを手伝う家族がいるため厚手のシュラフを持っていく人もいるでしょう。

ソロキャンとなるとコンパクトで暖かいダウンのシュラフがオススメ。

先にあげたワンポールテントでは結露も免れません。

しっかりと防水機能を備えたシュラフを考えるとナンガのオーロラあたりがベストでしょう。

ナンガは安心のメイドインジャパンのブランド。

価格帯は高めですが、なぜか別注やダブルネームなどコラボ商品の方が安かったりします。

ナンガ別注モデル オーロラ600DX

個々の体感温度にもよりますがマイナス6℃ぐらいまでいけるそうです。

分厚すぎても重いし軽すぎるとダウンの量が少ないため保温性が下がるのでオーロラ600DXぐらいがオールシーズン使えて便利だと思っています。

コンパクトなバーナー

ソロキャンではツインバーナーのような大掛かりなキッチンセットは不要です。タフ丸くんもいりません。豪華な夕食を作ってもソロキャンではおもてなしする人がいません。

簡単にご飯を作ってチビチビとビールが飲めればそれで良いのです。

要するに簡単な調理やお湯を沸かすためのコンパクトなバーナーが重宝するというわけです。

シングルバーナーは軽量で使い勝手が良く登山などでも使用できます。

ブランドはプリムス、SOTO、スノーピーク、コールマンなどが有名どころでしょうか。

個人的に愛用していてオススメなのはプリムスの2243です。

五徳がしっかりしていて風にも強い。

もっとコンパクトで軽量なものがあるのですがバーナーはタフな方が良いのです。

ちなみにガス缶とバーナーのブランドを合わてくださいとメーカーは推奨しています。

プリムスのOD缶がホームセンターに売っていない場合が多いので、ガスが切れそうになったら早めに入手しておきましょう。

スタッキング可能な調理器具セット

個人的に行き着いた調理器具はやっとこ鍋。

やっとこ鍋とは雪平鍋の取手がないバージョン。

少し重たいけれど自宅でもキャンプでも使えスタッキングできるというメリットがあります。

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自宅で大活躍のやっとこ鍋

火の通りもよくお米も美味しく炊けます。

ただしソロキャンプとなると簡易的で軽量なクッカーが良いでしょう。

スノーピークのパーソナルクッカーを買ってからずっと使っていますが、蓋が歪んできて開け閉めが困難になってきました。

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スノーピークのパーソナルクッカーは定番中の定番

コスパよくてキャンプを始めるには良いクッカーですがもう少し容量が欲しい時があります。

そこで見つけたのがSOTOのナビゲータークックシステムというクッカー。

湯切りの蓋ややっとこもついています。ウィンナーを焼いたり、肉を焼いたり、何かとフライパンはいるのでセットで買ってください。

小型のランタンよりヘッドライト

夜はテーブルの上にオイルランタンを置いて炎の揺らぎを眺めながらウイスキーを呑む。

あのゆらゆらには何かスピリチュアルな効果があるのでしょうか。

ずっと眺めていられます。

ただ、あのランタンの光は雰囲気作りのもの。

後片付けやトイレに行く時に必要なのが明るい充電式のLEDライト。

小型のランタンというと爆発的な人気で品薄だったGoal Zero(ゴールゼロ)はようやく手に入るようになりました。

今では類似の小型ランタンも多く発売されていますが、個人的にはヘッドライトがオススメです。

なぜならば明かりが自分と一体になり両手が空くというのはかなりのメリットです。

スイッチを押さず軽く手をかざすだけでライトがつくものもあります。

私が持っているヘッドライトでかなり気に入っているのが、GENTOS(ジェントス) LED ヘッドライト。

軽い、安い、長持ちする、明るい。

メリットだらけで、デメリットはブラックが無いということぐらい。

グレー、ベージュ、ブルー、ピンクと4色展開で完全に4人家族の全員分揃えさせようという戦略が垣間見えます。

ポータブルな浄水器

水なしでは人間生きていけません。

もし遭難したり有事の際は寝床を確保するのが第一といわれていますが、その次に大事なのは水と火の確保でしょう。

清潔な水があるという安心感はキャンプにおいても同様。

誰も助けてくれないソロキャンプだからこそ安心のために浄水器を持っておきたいものです。

コンパクトで、軽くて、お気に入りの浄水器のオススメはBeFree。

清流の水を汲んでお米を炊くというのもなかなかオツなものです。

ただし綺麗な川といえども上流から流れる不純物は取り除く必要があります。

KATADYN(カタダイン) の 浄水器 BeFree ビーフリー

ボトルはシリコンでできているためクルクルと丸めてちょっとした鞄の隅っこやポケットに。私の場合はジップロックに入れて持ち運ぶスタイルです。

リラックスできるチェア

コンパクトは正義とはいうけれど機能性を担保した上での話。

ソロキャンプで使う焚き火台はソロストーブやピコグリルなど低めのセッティングになります。

高さを合わせ地面に近い「低めのチェア」「くつろげる」という条件をあてはめると、ヘリノックスのチェアよりカーミットのようなチェアがオススメです。

ただしカーミットチェアは高騰しすぎです。

もはやキャンプどころではなく何が目的なのかわからなくなっている気がします。

リビングのソファならまだしもキャンプで使うとなるとカジュアルにガンガン使えるチェアが良いと思うのです。これまでにカーミットチェアやヘリノックスなど使用してきましたが、類似の安いやつでいいというのが私の最終回答です。

そこでオススメなのはあの形に似た、コールマンのフォールディングチェア。

サッっ取り出して使える楽さはズボラで極力のんびり時間を楽しみたい人にはもってこいです。

サバイバルギアセット

ナイフはこだわりだすと沼です。

ヘレとか何本も集めたくなったらもう抜け出せません。

キャンプを始めた頃はオピネルのナイフを使っていたのですが、今ではコンパクトで色んな機能が一体となったビクトリノクスに行きつきました。

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ビクトリノクスのナイフ

切れ味は良くてソロキャンでは十分すぎるほど。

使用しなくても機能が多いとなぜか安心します。

不意にワインが飲みたくなってもコルクが開けられるワインオープナーが付いているものがオススメです。

刃渡りが長いものは運搬するときであっても逮捕の可能性もありますのでご注意ください。

充電器

アウトドアといえども結局は電力がいります。

SNSにアップするにしても、動画や写真を撮るにしてもスマホ。

ひょっとしてLEDライトのバッテリーが切れるかもしれません。

そんな時に必要なのがモバイルバッテリー。

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アンカーは信頼できるガジェット

予備の電池を何本も持ち歩くよりキャンプギアを充電式に統一し、強力なバッテリーを持つのがシンプルで良いと思います。

このアンカーのモバイルバッテリーは3回ぐらいスマホを充電できます。

アンカーモバイルバッテリー 20000mAh

以前は「充電なんて切れたら切れたでいいや」と思っていたけれど、あるとやはり安心です。

ソロキャン道具のまとめ

完全に個人的観点でピックアップしましたが、高いもの安いもの色々使ってみての感想です。

他にも色々と良い商品があります。

キャンプスタイルに合わせて探すのも楽しみの一つですが迷った時には参考にしてみてください。

関連記事:ソロキャンプの醍醐味は自由気ままな道具選び

アウトドアマガジン編集部

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