パール製「ギョサン」はサーファーが愛用のオシャレサンダル!サイズや色の選び方

ギョサン

いつからか靴下が嫌いで、真冬の冷えきった日以外はほとんど裸足なんです。

革靴やスニーカーをはくときは仕方ないにしても、帰ってきたらすぐに裸足。

なので、冬でもサンダルが玄関には置いてあります。

たまに、冬にサンダルをはいていて、

「え!! はだし???」

と、頭がおかしい人をみるような目で言われるのですが、実は、これがうれしかったりして。

で、どんなサンダルをはいているかというと、お気に入りはギョサン

それってトイレではくサンダルでしょう?と言われそうですが、最近ではずいぶんメジャーになってきているんです。

そんな、サーファーが大好きなギョサンをご紹介。

ギョサンとは?

ギョサンは、漁業ではたらく人たちがはくサンダルということでネーミングされているとか。

そもそも、漁業ではたらく人は、長靴をはいているような気もしますが。

滑りにくいサンダルということで、マリン系の職業や趣味の人がよくはいているように思います。

“ギョサンは、安価な一体整形の樹脂製ビーチサンダルに対する小笠原諸島独自の呼称。名前の由来は「漁業(従事者の履く)サンダル」や「漁協(で売っている)サンダル」の略である。”

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最近では、カラーが豊富でギョサンもおしゃれな位置付けになってきています。

クイーンズ伊勢丹というハイクラスのスーパーにも置いてあり、白金のセレブな奥様がいくつも買っているのを目撃したこともあります。

鼻緒がついたものであれば、トイレのサンダル感がなくて普段使いもできるのでおすすめです。

ギョサンをはくきっかけ

数年前までは「和」なファッションが好きで、雪駄(せった)をよくはいていました。

結構こだわっていて、ゴム底の雪駄ではなく、革で出来た本物の雪駄。

なんか、お相撲さんや歌舞伎役者がはいいそうで、カッコいいでしょう。

でも、一つだけデメリットが。

それは、滑るということ。

雪駄の底には、びょうという革をホッチキスのようにとめている鉄の部分があって、それがタイルなどにフィットすると、ツルっと滑ります。

これは、雨が降ってなくても滑ってコケます。

コケかたもはんぱなく、柔道の出足払いをくらったように、頭より足が上にいくぐらいにこけます。

で、滑ることに嫌気がさしていたころ、クロックスが流行りだして、乗り換えました。

ただ、残念なことに、クロックスも底がすりへると滑るんですよね。

そこで、徹底的に滑らないサンダルを探しはじめて、たどりついたのが「ギョサン」なのです。

これがまさしくスベらない本気のサンダル。

実際にギョサンってどうなの?

最初にはいた時は、鼻緒が硬くて足の親指と人差し指の間が擦りむけました。

ただ、はいているとゴムが柔らかくなるのか、自分の足が固くなったのか、今では擦りむけることはありません。

特徴もいたって普通のサンダルといった感じですが、雨が降った時に全く滑らず感動したのを覚えています。

ギョサンは、今はいているもので二足目。

一足目は鼻緒が切れて、買い替えました。

ギョサンを買ってから、気づいたのは、やたらサーファーがはいているということ。

浜辺で滑るところはあまり無く、なぜサーファーがはいているかはわかりませんが。

砂浜にぶっ刺してある時もあります。

ギョサンのメリット

これだけ人気のあるギョサンには当然メリットがいっぱい。個人的な主観もありますが、メリットをあげてみました。

滑らない

かれこれ何年もギョサンをはいていますが、うわさ通り大きく滑ることはありません。

海の中で、海草をふんだときに1度だけスベったぐらいでしょうか。

底を見てもそんなに変わった形状をしているようには思えないのですが、これがメイドインジャパンの力ですかね。

おしゃれ

ギョサンはトイレに置いてある茶色のイメージはもう昔の話。

今では、オレンジ、ブルー、ホワイト、ブラック、オリーブ、レッド、パープル、イエロー、マリンなどカラフルなものが多くあります。

女性用なんかはラメが入っていてキラキラしているものまで。

これだけカラーが豊富なので、ラッキーカラーがなんと言われようとも、好きな色を買うことができそうです。

頑丈

比較的硬いゴムが使ってあるので頑丈です。

その硬さゆえにクッション性はないのですが、頑丈なサンダルというのは安心感があります。

ただし、鼻緒に少しでもヒビが入ったら、切れやすくなります。

まぁ、私が結構な距離を歩いたのがダメだったのかもしれませんが。

こうなったら、切れる前に買い替えましょう。

安い

たいてい¥1,000以下ぐらいで買えます。

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ビームスとコラボ商品や、マーブル模様などのギョサンは¥3,000近い値段がしますが、それでも安いですね。

これだけ安いと、ファッションに合わせて色を変えてみたり、車の中やベランダ、など使い分けて複数持っておいてもいいかもしれません。

ギョサンの「色」で注意すること

いくら豊富なカラーがあると言っても、サーファーは「ホワイト」のギョサンは避けましょう。

ついつい、爽やかな色なので選びたくなりますが、ギョサンははいていると結構黒ずむんです。

これは、実際に買ってから気づきました。

頻繁に洗うのも面倒なので、黒ずみが目立たない色にした方がいいかもしれません。

個人的にはブラックがパープルがおすすめです。

ギョサンの「サイズ」で注意すること

ギョサンは絶対に小さめがおすすめ。

試着しただけでは分からなかったので、2サイズ買ってはき比べたのですが、やっぱり小さめがベスト。

足が25cmぐらいならMがちょうどいいです。

雪駄なんかは、かかとが出るのが粋だとされてるけれど、ギョサンもそれと同じかも。

サンダル全般的に言えることは、大きめだと歩くときにパタパタなって、シャレてない。

ちょっと「つっかけ」ている感じが良いですね。

サーファーのいる浜辺にはギョサンづくし

サーファーは車から海に入る浜辺までの間、サンダルをはいて行くので、砂浜のいたるところにギョサンが並んでいます。

幼稚園児の持ち物のように名前を書かないといけないぐらい。

たいてい浜を歩くから、そんなにスベる場所ってあまりないんですけどね。

いいサンダルだとたまに盗まれたりするので、なくなっても精神的ダメージが少ない、リーズナブルなギョサンが人気なのかもしれません。

色で個性も出しやすいですしね。

結論。ギョサンは1人にひとつギョサンを持とう

一家にひとつ、いや、1人にひとつ、ギョサンはいかがでしょう。

パパはブラック、ママはピンク、お兄ちゃんはブルー、弟はグリーン。てな具合にそれぞれ色を分けてギョサンを買うのもありでしょう。

海に行く時、近所のコンビニに行く時、さまざまな場所で活躍してくれること間違いなしです。

雨の日も、ぬかるんだ場所でも、臆することなくギョサンでお出かけ。

雪駄から、ギョサンへと好みが大きく変わったけれど、本物から本物へという根っこは変わっていないのかもしれません。

アウトドアマガジン編集部

外遊びの楽しさを伝えるアウトドアオンラインマガジン。趣味がない人にも読んでもらいたい。リアルが伝わるようライターの体験に基づき情報を発信しています。

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