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テオゴニアの薪ばさみは無になれるキャンプ道具

道具というのは動作のモチベーションを高めてくれるものだと思っています。

ゴルフクラブなんかは最たるもので自分用にセッティングしたドライバーは打っていて楽しいでしょう。美容師さんのハサミなども切れれば良いってもんじゃなくて、装飾を施しカスタマイズしている人もいます。

料理人の包丁だって、茶人の茶筅や茶杓だって、学生のシャーベンだってそう。

道具にこだわって、そんなに結果が大きく変わるわけでもないと言ってしまったら怒られそうですけど。

それでも、良い道具を使いたくなります。

そして沼にハマっていくのです。

キャンプはその典型かもしれません。

MSRのハンマーもそうだけれど実用としてはなんでも良くて、妻を説得させる根拠に乏しいのが今回のテオゴニアの薪ばさみ。

薪や炭をつかむ道具なんて100円均一にも売っているトングで十分です。

それでも、ガシッと、力強く、おしゃれに扱いたいのです。

それができるのが、テオゴニアの薪ばさみ。

キャンプをしている人なら、「テオゴニアなら、もう持っているよ。」っていう人も多いでしょう。

いまさら感があるけれど、これで炭をいじっている時が至福のとき。というのを伝えたかっただけです。

テオゴニアの薪バサミ
扱いやすくはないけれど、ガッチリ薪をつかめるテオゴニア

そうえいば焚き火って、火の起こし方はよく情報としてあるけれど、炭のいじり方っていうのは聞いたことがありません。

赴くままに炭をいじるというのが良いのかもしれません。

平行に並べる人、重ねる人、ピラミッドの様に積み上げる人。

火がついた薪をいじる正しい方法なんてあるのでしょうか。

きっと、顔に赤々と焚き火の熱を受けながら、意味もなく炭をひっくり返したり積み上げたり、動作を繰り返しながら、「無」になるのが正解なんだと思っています。

そしてこのテオゴニアの薪バサミは使えば使うほど良いプロダクトだなと感じます。

何も掴まない時に「空カチャカチャ」やったりしてリズムをとる。

なんか火遊びしているぞ。という実感がするんです。

それ以上でも以下でもない。

そんな、焚き火の前で「無」になるための、贅沢なアイテムがテオゴニア

ちょっと良い薪ばさみを使って、質の高い「無」を体感してみてはいかがでしょうか。

商品詳細

商品名:Fireplace Tongs/ファイヤープレーストング
メーカー:TEOGONIA/テオゴニア
品番:63495
JAN:4573125826535
総重量:390g
サイズ:全長420mm
本体:スチール
グリップ:ローズウッド
生産国:日本