タープを買ったら試してみたい小川張り。でも、なかなかハードルが高そう、と思っていませんか?
実は私もそうだったのですが、やってみたら超簡単だったのでレビューします。
小川張りとは
小川張りとは、ヘキサゴン系タープの片方のポールを遠くに延長させ、テントをタープの中に入れ込むセッティングのこと。
小川張りで、よく見かけるのがセッティングテープを使ってタープを張っているもの。
また、セッティングテープを自作している方もいたりします。
ですが、実はロープでも小川張りができてしまうのです。
小川張りに使うロープは?
私はロープの方が多様に使えるので好んで使っています。
普段、小川張りに使用するのは、7mmのロープ。
ロープはモンベルや、ホームセンターなどで量り売りしてくれているので、ポールの位置を延長したい距離の分より少し長めに購入することをおすすめします。
私は7mと長めに買いました。
小川張りのセッティング
まず、ロープの端っこをダブル・フィギュア・エイト・ノット(二重8の字結び)など丈夫な結び方で輪っかを作ります。
結び方は自由ですが、ほどけないようにしてくださいね。
そこにカラビナをつけます。
カラビナはキーアクセサリーの様なカジュアルなものは絶対に使わないでください。
強風であおられると折れたり曲がったりする可能性があります。
登山用や、業務用の丈夫なものを使いましょう。
ちなみに、私が使っているのは、Brotreeというメーカーのカラビナ。
重さ21gで、耐荷重が1200kgという、安心感のあるカラビナです。
もう片方はロープの中ほどのちょうどよい位置で、同じようにエイトノット。
こちらは輪っかを作るだけ。
要は、ポールの位置を遠くに延長するので、好きな位置に輪っかを作ってください。
そして、カラビナ側をタープと連結します。
中ほどに作った輪っかはポールの先にかけて、いつも通りにタープをセッティングします。
タープが張れたら、テントをタープ内に移動させてペグダウンして完成です。
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小川張りの強度は??
よく、小川張りは風に弱いと言われますが、キャンプした当日は強風でテントやゴミなど吹き飛ばされている家族もあるなかで、安定のセッティングでした。
しっかりとタープを張っていれば、かなりの強風でも耐えられそうな気がします。
ただ、強風の時は撤収をおすすめします。
タープを張るときのコツは、しっかりと風が通り抜けるように風の流れを考えて張ること。
あと、もう一つポイントはロープをピンと張って、しっかりとペグダウンすること。
写真には少しシワがありますが、本来はシワがない張り方がベストです。
コツは最初は緩めに張り、少しずつテンションをかけ、均等に張ることで、シワが少なくなります。
メインのペグはスノーピークのソリッドステーク40cmをお勧めします。
ぜひ、ロープ一本、カラビナ一個でチャレンジしてみてください。
あと、ポールから余って垂れているロープにはランタンをつり下げたり、食器を乾かす網などをつり下げたりできますよ。
使用テントはスノーピーク アメニティードームM
使用タープはアメニティータープ ヘキサL