近所のモンベルに行くたびに、ヘリノックスのチェアワンに試し座りしては、あれがいいか、これがいいかと、悩んでいました。
アウトドアチェアだけど、なかなかの金額。
近々キャンプに行く予定があるので、ようやく重い腰を上げチェアを新調することに。
Amazonでアウトドアチェアを見ていると、ヘリノックスに似たようなコンパクトチェアがわんさかあります。
いろいろなレビューがあって、どれを参考にしたらいいのかわからないぐらい。
評価が良くてヘリノックスの3分の1ぐらいの価格なら、これでもいいかと思ってしまいます。
そこで本物とパチノックスを、比較するために両方買いました。
注文から2日後に両方のチェアが届き、Amazonのすごさを感じつつ真面目に比較してみます。
ヘリノックスとMOTOMO大きさを比較
物色した中で、レビューが良くてヘリノックスに合いそうなカラーのMOTOMOというチェアを購入しました。
写真では少しヘリノックスチェアワンが大きく見えるけれどサイズはほぼ変わらず。
意外にもMOTOMOのフォントやロゴの感じも主張しすぎていなくて嫌いじゃない。
総重量の比較
実際に測ってみた数値は
ヘリノックスのチェアワンの総重量は956g
MOTOMOチェアの総重量は859g
と重さは意外にもMOTOMOチェアの方が若干軽いです。
カタログ数値は
ヘリノックスのチェアワンが993g
MOTOMOチェアが880g
なぜ、こんなにもカタログと実際が違うのだろうか。
重めに書いてあるからいいのだけれど不思議です。
フレームの重さ比較
ヘリノックスチェアワンのフレームの重さ
MOTOMOチェアのフレームの重さ
ヘリノックスのチェアワンのフレームの重さは578g
MOTOMOチェアのフレームの重さは577g
なんと、誤差は1g
ヘリノックスチェアワンのほうがフレームは太くて丈夫そうだけれど、同じ重さということは軽量にできているということか。
ヘリノックスのフレームを止めている輪ゴムが少し太いのでひょっとして全く同じかもしれません。
座面部分の比較
ヘリノックスチェアワンの座面の重さ
MOTOMOチェアの座面の重さ
ヘリノックスのチェアワンは318g
MOTOMOチェアは225g
やはり、座ってみてもわかるけれど、ヘリノックスチェアワンの方が生地が厚い分少し重め。
それにしても、組み立ててみると見た目はほぼ同じ。
よくもまぁ、ここまで大胆に似せましたね。
著作権的に大丈夫なのでしょうか。
勝手に心配してしまいます。
フレームの形から、布の縫い方まで激似。
買っておきながらも、申し訳ない気持ちにさえなります。
これで、価格は約5倍の差!
もう、なにがなんだかわかんない。
ケースも比較
ケースの持つ部分まで同じ。
MOTOMOのケースも、チャックにはYKKをつかっていてクオリティは高いように感じます。
ここまで類似していると、中国のミッキーと同じく「パクっていません」といっても通用しないレベル。
総評
子どもに、ヘリノックスチェアワンとMOTOMOチェアを並べて見せて、
「どっちがいい?」
と聞くと。
すかさず、MOTOMOチェアの方を選びました。
第一印象では、フレームの青さやカラーリングなどがカッコよく見えたようです。
座って少し体を揺らしてみると、MOTOMOチェアはフレームが細いからか弾力があってしなる感じがします。
しかし、座った感じはほぼ変わらない。
このフレームで、ほんとうに壊れないのだろうか?という不安は両方ともにあるけれど。
どちらも長期間使用したわけでないので、良いか悪いかは実際に3年ぐらい使用しないとなんとも言えません。
ヘリノックスチェアワンの形って、ビールを置いたり、ひじを置いたりする場所がないのがデメリットですが、そんなデメリットを覆すぐらいにコンパクトで軽いから文句はありません。
ちなみに、ヘリノックスは盗難にあいやすいらしいです。
高価なのがわかっているから、転売しやすいとか。
気をつけねば。。。
早く、チェアをデビューさせたくウズウズしているキャンパーでした。
追記
2年以上使いましたが、どちらも問題なく使えてます。ただ、Motomoの方だけ火の粉で至る所に穴が空いたのと、収納ケースのチャックがポロリと取れました。
本当にYKKだったのかは怪しいところです。
安いから雑に扱っていたからかもしれません。
アウトドアチェアとしては問題ないので、まだまだ使えそうです。
ちなみにMotomoという類似商品を作るのが上手なブランドのこれも買いました。