自分の成長を記録するということは、学習にしても、スポーツにしても大事。
数値化するのは、もっと大事で、学生なら偏差値という数字に表れる。
自転車で言えば、距離と最高速度、パワーなどの数値がそれにあたるかな。
それを簡単に記録できるのが、サイクルコンピュータ。
一般的にはサイコンと略されます。
サイクルモード2019で、コスパがいいサイコンを発見し、iGPSPORT iGS50Eを使用しているのでご紹介します。
このiGPSPORTというブランドは、完全にガーミンを意識していて、iGPSPORTブランドのマウントにガーミンも取り付けができるんです。
もう、マウントだけでもいいから買ってね。という懐の深さ。
これはいろんな企業に見習ってほしいです。
中国企業の製品だけど、ヨーロッパなどでは結構プロもiGPSPORTを使っているようです。
確かに、説明書など、所々に中国語?が書いてあるのはそのせいか。
ただ、最近のアップル製品のように、最初のセッティングさえ終わらせれば、あとは直感的に使える感じ。
スピード、ケイデンス、距離、時間、など記録するには申し分ない商品になっています。
そこで、iGPSPORTを1年以上使用してみて感じたことをレビューします。
iGPSPORT iGS50Eのパッケージや内容物など
![iGPSPORT iGS50Eはカジュアルだけどしっかり使えるナイスなサイコン 2 P1060278 min](https://sollt.com/wp-content/uploads/2020/02/P1060278-min.jpg)
箱などはしっかりと丁寧に梱包されている感じ。サイコンとスピードセンサー、ケイデンスセンサー。
![iGPSPORT iGS50Eはカジュアルだけどしっかり使えるナイスなサイコン 3 P1060281 min](https://sollt.com/wp-content/uploads/2020/02/P1060281-min.jpg)
ゴムで取り付けるマウントも同梱しています。
![iGPSPORT iGS50Eはカジュアルだけどしっかり使えるナイスなサイコン 4 P1060290 min](https://sollt.com/wp-content/uploads/2020/02/P1060290-min.jpg)
センサー側にはボタン電池。1年以上使っても、未だ切れていませんので、結構持つようです。
![iGPSPORT iGS50Eはカジュアルだけどしっかり使えるナイスなサイコン 5 P1060289 min](https://sollt.com/wp-content/uploads/2020/02/P1060289-min.jpg)
iGS50Eのスピードセンサーは、前輪に取り付けます。
間違って後輪につけた場合、正常に数値が取れないようなので、要注意。
ゴムバンドで留めるだけなので、本当に簡単です。
iGPSPORT iGS50Eのメリット
質感がいい
チープなイメージの中華製ですが、むしろよく出来ています。
そして、持った時の手に収まる感じがちょうどいい。
なかなか、本気で作っている感じが伝わってきます。
視認性が良い
日中でも、夜でも、非常に見やすいです。
暗くなるとオートでバックライトが点灯する点も不要な操作がなくてうれしい。
今、使っているガーミンはバッテリーの消耗を抑えるためか、オン、オフは手動です。
コスト低め
価格設定が絶妙にいい。
性能と価格を考えると、買ってみようかなと思わせる価格。
アマゾンでもディスカウントされて売っているので、気になったら買えるレベル。
操作感がいい
物理的なボタンがあるので、グローブをしていてもしっかり使えます。
ボタンの押したフィーリングは、最近の車のハンドルについているボリューム操作のボタンぐらいの感じ。
触れたぐらいではオンオフならない、かと言ってそんなに力を入れなくても良いぐらいの、程よい感じ。
操作ボタンも、電源ボタン、保存ボタン、画面切り替えボタン、と3つ。
シンプルなところもツボです。
精度高め
iGPSPORT iGS50Eと、スマホのstravaで比較したところ、ほぼ同じだったので精度は高めではないでしょうか。
誤差はどの機器でもあるので、ナーバスになる必要はないかと思います。
iGPSPORT iGS50Eのデメリット
電池の持ちがイマイチ
ロングライドしたら、電池残量がわずかになるので、ちょいと焦ります。
せっかく、頑張って距離かせいだのに、消えたらたまんない。
機械的には厚みがあるので、もう少し強めのバッテリーを入れて欲しいところです。
センサーとのタイムラグあり
スピードメーターやケイデンスなどは、少しタイムラグがあります。
Bluetoothでつないているから仕方がないのかな。
自転車を止めてから、ワンクッション経ってからスピードが0になる。
まぁ、2秒もないので 許容範囲ですが、我慢できない人にはちょっとストレスかも。
接続が面倒
パッケージにはBluetooth対応とあるけれど、それは、スピードセンサーと、ケイデンスセンサーの接続にBluetoothを使っているもよう。
データを取り込むときは、いちいち有線でiGS50Eとパソコンをつながないといけません。
しかも、Type-Cではなく、従来のUSBなので、最新の機器とは接続しにくくなってきています。
ファイルのアップロード
その面倒なファイルのアップ方法を紹介。
iGPSPORT の専用サイトがあってログを取れるのだけれど、結局はstravaにアップするのが一番いいです。
ただし、これが少し不安定。
最初、エラーがやたら起きていて、やっぱダメなのかぁ、と諦めかけた時に、なぜか知らないけれど、データを取り込めました。
エラーが出た人も、何度かチャレンジしてみてください。
ちなみに、ストラバへのアップロードは、下記から。
https://www.strava.com/dashboard
![iGPSPORT iGS50Eはカジュアルだけどしっかり使えるナイスなサイコン 6 strava01](https://sollt.com/wp-content/uploads/2020/02/strava01.png)
一番上の右にある、プラスマークを押して、
![iGPSPORT iGS50Eはカジュアルだけどしっかり使えるナイスなサイコン 7 strava](https://sollt.com/wp-content/uploads/2020/02/strava02.png)
「ファイルを選択」にファイルをドラックする。
その後、保存を押して同期されます。
iGPSPORT iGS50Eのまとめ
iGPSPORT iGS50Eはプロも使っているぐらいだから信頼はできるし、使い勝手もいいです。
電池の持ちが少し悪いけれど、その前に走り切れ。ということで買って損はないと思います。
ガーミンを検討しているなら、是非iGPSPORT iGS50Eも候補にどうぞ。