星は、明るい都市ではきれいに見えません。
日頃の行いがよければ、キャンプ場では無数の星を見ることができます。
何か心に秘めたものがあったり、悩んでいることがあったり、何かにチャレンジしようと情熱がたぎっていたり、人それぞれの想いを、視線の先の星は見ているような気がします。
星を眺めて考えているからこそ、その時間は何も話さなくてもいいのです。
何かをじっくり考えるという時間はあまりに少ない世の中ですから。
みんなで星を見上げているだけで、
「あいつは、ぼくの脳みそで考えていることと、違う何かを考えているのだろうな。」
と、人間らしさを感じたりします。
そして、何か通じ合えた気がします。
イライラや、グチを紙に書き出すとスッキリするのと同じで、星に願いをはきだしてもスッキリするような気がします。
だから、夜はぐっすりと眠れるのかな。
それとも、人間が作り出した煌々とてらされる明かりがないからか。
いずれにしても、星や月だけの明かりでシュラフに入ると、日頃の疲れがスッと消えるのです。
さぁ、キャンプに行って、星を明かりにぐっすり眠ろう。