iGPSPORT iGS50Eはカジュアルだけどしっかり使えるナイスなサイコン

igpsport

自分の成長を記録するということは、学習にしても、スポーツにしても大事。

数値化するのは、もっと大事で、学生なら偏差値という数字に表れる。

自転車で言えば、距離と最高速度、パワーなどの数値がそれにあたるかな。

それを簡単に記録できるのが、サイクルコンピュータ。

一般的にはサイコンと略されます。

サイクルモード2019で、コスパがいいサイコンを発見し、iGPSPORT iGS50Eを使用しているのでご紹介します。

このiGPSPORTというブランドは、完全にガーミンを意識していて、iGPSPORTブランドのマウントにガーミンも取り付けができるんです。

もう、マウントだけでもいいから買ってね。という懐の深さ。

これはいろんな企業に見習ってほしいです。

中国企業の製品だけど、ヨーロッパなどでは結構プロもiGPSPORTを使っているようです。

確かに、説明書など、所々に中国語?が書いてあるのはそのせいか。

ただ、最近のアップル製品のように、最初のセッティングさえ終わらせれば、あとは直感的に使える感じ。

スピード、ケイデンス、距離、時間、など記録するには申し分ない商品になっています。

そこで、iGPSPORTを1年以上使用してみて感じたことをレビューします。

iGPSPORT iGS50Eのパッケージや内容物など


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箱などはしっかりと丁寧に梱包されている感じ。サイコンとスピードセンサー、ケイデンスセンサー。

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ゴムで取り付けるマウントも同梱しています。

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センサー側にはボタン電池。1年以上使っても、未だ切れていませんので、結構持つようです。

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iGS50Eのスピードセンサーは、前輪に取り付けます。

間違って後輪につけた場合、正常に数値が取れないようなので、要注意。

ゴムバンドで留めるだけなので、本当に簡単です。

iGPSPORT iGS50Eのメリット

質感がいい

チープなイメージの中華製ですが、むしろよく出来ています。

そして、持った時の手に収まる感じがちょうどいい。

なかなか、本気で作っている感じが伝わってきます。

視認性が良い

日中でも、夜でも、非常に見やすいです。

暗くなるとオートでバックライトが点灯する点も不要な操作がなくてうれしい。

今、使っているガーミンはバッテリーの消耗を抑えるためか、オン、オフは手動です。

コスト低め

価格設定が絶妙にいい。

性能と価格を考えると、買ってみようかなと思わせる価格。

アマゾンでもディスカウントされて売っているので、気になったら買えるレベル。

操作感がいい

物理的なボタンがあるので、グローブをしていてもしっかり使えます。

ボタンの押したフィーリングは、最近の車のハンドルについているボリューム操作のボタンぐらいの感じ。

触れたぐらいではオンオフならない、かと言ってそんなに力を入れなくても良いぐらいの、程よい感じ。

操作ボタンも、電源ボタン、保存ボタン、画面切り替えボタン、と3つ。

シンプルなところもツボです。

精度高め

iGPSPORT iGS50Eと、スマホのstravaで比較したところ、ほぼ同じだったので精度は高めではないでしょうか。

誤差はどの機器でもあるので、ナーバスになる必要はないかと思います。

iGPSPORT iGS50Eのデメリット

電池の持ちがイマイチ

ロングライドしたら、電池残量がわずかになるので、ちょいと焦ります。

せっかく、頑張って距離かせいだのに、消えたらたまんない。

機械的には厚みがあるので、もう少し強めのバッテリーを入れて欲しいところです。

センサーとのタイムラグあり

スピードメーターやケイデンスなどは、少しタイムラグがあります。

Bluetoothでつないているから仕方がないのかな。

自転車を止めてから、ワンクッション経ってからスピードが0になる。

まぁ、2秒もないので 許容範囲ですが、我慢できない人にはちょっとストレスかも。

接続が面倒

パッケージにはBluetooth対応とあるけれど、それは、スピードセンサーと、ケイデンスセンサーの接続にBluetoothを使っているもよう。

データを取り込むときは、いちいち有線でiGS50Eとパソコンをつながないといけません。

しかも、Type-Cではなく、従来のUSBなので、最新の機器とは接続しにくくなってきています。

ファイルのアップロード

その面倒なファイルのアップ方法を紹介。

iGPSPORT の専用サイトがあってログを取れるのだけれど、結局はstravaにアップするのが一番いいです。

ただし、これが少し不安定。

最初、エラーがやたら起きていて、やっぱダメなのかぁ、と諦めかけた時に、なぜか知らないけれど、データを取り込めました。

エラーが出た人も、何度かチャレンジしてみてください。

ちなみに、ストラバへのアップロードは、下記から。

https://www.strava.com/dashboard

strava01

一番上の右にある、プラスマークを押して、

strava

「ファイルを選択」にファイルをドラックする。

その後、保存を押して同期されます。

iGPSPORT iGS50Eのまとめ

iGPSPORT iGS50Eはプロも使っているぐらいだから信頼はできるし、使い勝手もいいです。

電池の持ちが少し悪いけれど、その前に走り切れ。ということで買って損はないと思います。

ガーミンを検討しているなら、是非iGPSPORT iGS50Eも候補にどうぞ。

アウトドアマガジン編集部

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