スノーボーダーは雪山、サーファーは海が近い方がうれしい。びわ湖バレイ スキー場は滋賀県大津市にある大阪から最も近いスキー場。
滋賀県に住んでいた時、びわ湖バレイ スキー場は、寝室から山頂が見えていて、家から車で15分という近さ。
西日本に住んでいるスノーボーダーにとってはなんとも、羨ましい環境でしょう?
なので、山頂に雪が積もっていて雲がかかっていないか、コンディションを見極めて行っていた。
びわ湖バレイ スキー場は京都府と滋賀県の境目にあって、得てして天気が悪化する。
だから、天気と前日の積雪をチェック。
そうしないと、びわ湖バレイ スキー場の特徴でもある、ゲレンデが氷と化する日も少なくはない。
本当に、ボードのエッジが痛むのではないかと思うぐらいに、雪がカチカチになる。
初心者はコケやすいしコケたら痛いので、ケツパッドが必須。
僕なんかスノーボードを始めた頃は、大コケして大きな青あざをつくったこともしばしば。
びわ湖バレイスキー場は、ゲレンデまで道がなく、ふもとの駐車場からゴンドラに乗って、まず山頂につく。
そこから、すべり降りてリフトで上がるという関西では少し変わったスキー場。
数年前までは小さなゴンドラで、スノーボードが流行っていた時期には、登るのも降りるのも、そうとう並んだ記憶がある。
夏場にはアスレチックなどで遊べる観光地として活用しているため、ここ最近、大きなゴンドラが導入された。
びわ湖バレイスキー場の醍醐味は、コースの良さというよりも、絶景を楽しみながら滑れるところ。
はっきり言って、コースはそんなに多くない。
その代わり、琵琶湖の地形がわかるぐらいに、見渡せる。
飛行機で低空飛行している時のような景色。
あの景色が見たくて、琵琶湖バレーに行っているようなものだからね。
ただ、何度も言うけれど、ここのスキー場は天気が悪くなりやすく、荒れると景色どころかゲレンデが全く見えない。
1m先も見えないぐらいに、荒れる時もある。
リフトに乗っている時、寒すぎて死ぬ直前の眠気に誘われたこともあった。
なので、行くタイミングが肝心。
どこのスキー場でも同じだけれど、前日に大雪が降って、当日晴れているのが一番いい。
この記事書いていて思い出したけれど、父親がスキーもしないのにゲレンデまで一緒についてきた事があって、長靴履いてウロウロしていたら、スタッフと間違えられて何度も声をかけられていたっけ。
今思えば、ずいぶんと近い場所に住んでいたのだから、もっと行っておけば良かったな。
帰りは、山を降りたどんつきの161号線沿いにコンビニがあって、そこでカップ麺を食べたりしていたけれど、閉店してしまった。
海から上がった時や、雪山を滑った後に、カップ麺を食べたくなるのはなぜだろう。
しかも、カップヌードルね。
海から上がったらシーフードヌードル。
雪山を滑ったら、カレーヌードル。
共感してくれる人いるかな?
冷え切った体に温かいものを入れたい人は少し南に行くと、琵琶湖大橋周辺にイズミヤなどがあるから、その辺りでご飯を食べるのがおすすめ。
噂どうりの場所かどうか、西日本のみなさま、ぜひ行ってみてください。
びわ湖バレイスキー場
所在地 | 〒520-0514 滋賀県大津市木戸1547-1 |
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交通アクセス | 京都東I.C.からクルマで約40分(平常時) 電車でJR京都駅から約50分 |
電話 | 077-592-1155 |