ドイツ生まれ無骨でカッコイイturk(ターク)のフライパン

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ファッションのハイブランドって、なぜだかヨーロッパが多いんですよね。

フランスは、ルイヴィトンエルメスシャネルディオールセリーヌ

イタリアは、ブルガリフェンディグッチプラダ

ドイツは、、、、あれ?

そういえば、ドイツってハイブランドがあったっけ?と思って調べてみたら、有名どころだとMCMぐらい。

そういえば、むかし車のダッシュボードによく敷かれていたなぁ。

ドイツは、どちらかというとファッションよりも、良いものを作っている国。

モンブラン(万年筆)とか、ライカ(カメラ)とか、リモア(スーツケース)とか、マイセン(食器)とか。

長く何代にも渡っても使えそうなものが多い。

その、安心のドイツが誇るturk(ターク)というフライパンを手に入れて、焼くという行為が楽しめるようになりました。

turk社は鍛冶職人のカール・タークが1857年に創設。

製法は変わっていないそうで、turkのクラシックシリーズは真っ赤に熱した鉄を、何度も叩いて伸ばし、仕上げるそうな。

職人さんが時間をかけて作ったフライパンが、3万円弱で買えるなんて嬉しいですよね。

最初は、「高いなぁ。」と思っていたフライパンですが、工程やクオリティを考えると、安い気がしてきます。

そもそもは、キャンプに使うフライパンを探していて、焚き火の上にもどーーんと乗せられて、ハードに使えるものを探していました。

日本製でも色々とフライパンはあるのですが、どうも、取手のつなぎ目がイヤなんですよね。

あの、ビョウが打ってあるつなぎ目が、洗いにくいし、デザインを損ねる。

かといって、中華鍋のように筒状に丸くなっていると、筒の中が洗えないし。

そこで見つけたのが、ドイツ製のturkと言うフライパン。

turk

turkのフライパンは、シンプルなので洗いやすいしデザインがいい。

もう、今のところは、これを超えるデザインが見つからないです。

少し浅めに仕上がっていて、取手が長めで、ひっかけられるようにクルッと曲げてある。

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キャンプで使う人も多いようだけれど、これは色んなシーンで使える完成されたプロダクトだと感じます。

コップで例えると、デュラレックスみたいな。

お皿で例えるなら、イッタラのティーマみたいな。

そんな感じで変えようのない完璧な形をしています。

turkはいくつかラインナップがあるけれど、絶対にクラシックがおすすめ。

つなぎ目がないというアドバンテージはかなりのものです。

あと、サイズが細かく分かれていますが、我が家は26cm。

少し大きいかなと思いきや、ちょうど良いサイズ。

ステーキを焼くならこれぐらいか、それ以上のサイズがいいと思います。

デメリットは重くて振れないとか、シーズニングが必要とか、色々あるけれど、それをあっさりと帳消しにするぐらいのメリットと所有欲が満たされます。

持ち手まで鉄なので熱くなると思いきや、フライパンから半分以上離れたところを持つと、不思議とそこまで熱くないんですよね。

キャンプ用の耐熱手袋を使おうかと思っていたけれど、今のところずっと素手で持っています。

普段はテフロン加工されたフライパンを使っていて、肉を焼いたりフレンチトーストを焼いたりするときに、一大イベントのようにturkを取り出して使っています。

ジューーーーと焼いたステーキはなぜか美味しく感じます。

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それは、青空の下で飲むコーヒーと同じく、そんな気になるだけかもしれませんが。

とにかく、料理が楽しくなるturkのフライパン。

買ってよかった物のうちの1つです。

使い終わったら、洗剤をつけず硬めのたわしでゴシゴシ擦って、洗い流し、火にかけて水気を飛ばすだけ。

鉄鍋や鉄のフライパンは、お手入れが面倒とか言われますが、たいしたことはありません。

日本製でこれを超えるフライパンが発売されないかな。

オファーがあれば企画などお手伝いします。

定番を作るドイツの物づくりは、日本にも通づるものがあるので、すぐに実現しそうですけどね。

使い捨ての時代ですが、いいものを、長く、愛着をもって

そんな、ライフスタイルが素敵だと思いませんか。

ちなみに、ニベア(ボディクリーム)もドイツ製だとか。

やっぱり、いい物作ってますね。ドイツは。

turk(ターク) 「クラシックフライパン 5号 26cm」 鉄フライパン 打ち出し IH対応 Turk Classic Fryingpan 26cm  ¥25,300

アウトドアマガジン編集部

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