女子ソロキャンプ

女子でもソロキャンプ!危険な目に合わないために14の伝えたいこと

女子のソロキャンプを、SNSや書籍、ブログ、YouTubeなど色々なメディアで見かけるようになってきました。

つい最近では、白石麻衣さんがソロキャンプを始めたということでYouTubeにアップされていました。

実際にはアイドルなのでソロではないですが、やってみたいという願望はあるのでしょうね。

私自身はソロキャンプをしている女性をまだ見たことがないので、そこまで浸透しているわけではないと思いますが、ソロキャンプの魅力に気づけば、女子のソロキャンプもどんどん増えるのではと思っています。

女子が1人でキャンプをするというのは少しハードルが高いように思いますが、気をつけることや守ることなどをおさえておけば楽しめると思います。

そんな女子がソロキャンプを楽しむために気をつけることと、SNSの使い方などに気をつけて欲しいということで、注意点をまとめました。

女子ソロキャンパーがSNSを使う5つの注意点

女子のソロキャンプはSNSの発信力とインパクトが強いです。

そのため「女子のソロキャンプ」という言葉が一人歩きしているようにも思いますが、実際にやりたいという方は結構いるようです。

楽しいキャンプを発信したいと思うのは人の心理だと思いますが、SNSで発信する前に注意する点がいくつかあります。

それではSNSの運用での注意点です。

リアルタイムな情報をつぶやかない

スマートフォン

当然ですが、リアルタイムな情報をつぶやかない、発信しないということです。

リアルタイムに場所が特定されれば、2つの危険性があります。

「自宅の留守がバレる危険性」「ソロキャンプ中という事がバレる危険性」です。

ついつい、「ここをキャンプ地とする」とつぶやきたくなりますが、グッとこらえてください。

意外とバックの風景でどの場所かがわかったりします。

またテントやタープ、キャンプ道具などをSNSにアップすると、偶然現地にいる人にとっては推測可能な場合もあります。

リアルタイム性のあるSNSですが家に帰ってから発信するようにしましょう。

よく行くキャンプ場は特定されないように

スマートフォン

お気に入りのキャンプ場をSNSで発信する人もいますが、これもあまりおすすめはしません。

またスマホの設定でGPS情報がONになっている場合は、写真に位置情報が入っているので大変危険です。

これはキャンプ中だけでなく自宅が特定されてしまうので必ず写真のGPS情報の書き込みをOFFにしておきましょう。

ソロキャンプで1人だと寂しくてスマホばかり見てしまいがちですが、SNSにアップするのは場所の特定不可能な写真をアップするように注意が必要です。

仲良くなってもアカウント交換しない

キャンプ

女子が1人でキャンプをしていると声をかけられことも多いでしょう。

社交的な方だと仲良くなったりします。

ただむやみやたらにアカウントを交換しないようにしましょう。

アカウント交換をすると電話番号を教えたのと同じく連絡が取れてしまいます。

変な時間にコンタクトを取られたりすると危険です。

友達を増やしたい場合は問題ないかもしれませんが、キャンプを楽しみに来ているのであれば一期一会と割り切りましょう。

自身のSNSのプロモーションをしたくなるのは分かりますが、アカウントを教えるなら帰り際に教えるようにしましょう。

愛車をSNSに掲載しない、プロフに書かない

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SNSのプロフィールに愛車を書いている方が結構多いように思います。

ジムニーやスーパーカブなら母数が多いので大丈夫かもしれませんが、レアな車種だと特定されることもあります

「これからキャンプに行ってきます〜〜」とつぶやいている人は特に注意です。

日頃の投稿からどのエリアに住んでいるかは分かってしまいますので、ストーキングされていないにしても偶然に見つかる可能性があります。

日頃から愛車をアップしている方はキャンプ中に車で見つかる可能性もありますので注意する方が良いでしょう。

スマホの電波の届くキャンプ場

スマートフォン

郊外のキャンプ場で電波が入らない事は多々あります。

いざとなった時のために電波が届くキャンプ場に行きましょう。

予約時にソロキャンプの件を伝え電波が入るかどうか要確認です。

意外にスマホでロープワークを調べたりテントの張り方を調べたり、初心者のうちは調べ物をする機会が多いです。

また災害時などの非常時にはTwitterでヘルプを求めたりして救助されたケースもあります。

キャンプ中は自然を楽しまないともったいないのでスマホはできるだけ触らないようにしたいですが、必要な時に使えないのも結構イタイです。

SNSで発信できる状態は常に保っておきたいものです。

安心して楽しむために9つのアドバイス

おじさんに注意

stopの看板

おじさんは、親切と下心が入り混じっています。

また、おじさんは昔の話や武勇伝を語りたがるので、一度こちらが聞いてしまうと話しが止まらなくなります。

「せっかくですが、1人で楽しみたいのでそっとしておいていただけますか。」

と、毅然とした態度で対応することが大事です。

あまり言葉を濁したりしていると、せっかくのキャンプなのに何度も声をかけてくるので要注意です。

そういう私もおじさんなので変な目線を飛ばさないように、静かに「焚き火」を見るか「空」を見上げるのみです。

レビューを見て事前調査

レビュー

経験上キャンプ場によって風土があると思っています。

若者が騒ぐキャンプ場であったり、ソロキャンパーが多いキャンプ場だったりは、固定されているように思います。

そのキャンプ場のカルチャーだったりそういう種の人が集まるようになっているのでしょう。

若者も悪気はないのでしょうが、テンション上がって音楽かけたりギターを弾き出したり大声を出したりします。

ソロキャンパーとしては「チル」な時間を過ごしたいので気持ちが萎えます。

管理棟が奥まったところや別の場所にあったりする様な、管理人さんの目が届かないキャンプ場は気をつけるべきです。

無料や広すぎるキャンプ場はその傾向にあり、女子のソロキャンプにとっては危険です。

またキャンプ場だけでなく、その周辺の環境も大事です。

雰囲気は素敵なのに、すぐ横に暴走族や走り屋が集まるような溜まり場があると夜は眠れません。

若洲キャンプ場は深夜まで寝れないぐらいに車がうるさかったです。

静かにキャンプがしたいなら事前の下調べと、その周辺も見ておく必要があります。

区画サイトを選ぶ

区画サイト

できるだけ区画サイトを選ぶと良いでしょう。

管理人さんも女子のソロキャンプと分かればファミリーの横か女子キャンパーの横にしてくれるので、積極的に要望を伝えましょう。

区画サイトなら一応テリトリーがあるので、変に近くに寄って来られることも少なく安心です。

フリーサイト(区画がないサイト)の場合はファミリーや女子がいるサイトの近くにテントを張ると良いでしょう。

挨拶などしなくても良いと思いますが、なんとなく「女子のソロキャンプなんだな」と認知してもらえれば気にかけてもらえる可能性があります。

就寝時は南京錠で鍵をかける

鍵

以前、女子のソロキャンパーが寝ている時に知らないおじさんがテントに入ってきたとニュースになっていました。

これは女子でなくとも怖い事案です。

そんな事は滅多にないと思いますが、テントを離れる時や寝るときは南京錠でロックするのをおすすめします。

テントのチャックはたいてい双方向に開く事ができ2つのチャックを南京錠でロックすることができます。

ロックをしているだけで抑止力になりますので、やらない手はないでしょう。

できるだけ細めの軽い南京錠で良いので用意しておきましょう。

人通りが多い場所は避ける

大勢でのキャンプファイヤー

洗い場の近くやトイレの近くなど人通りが多いと目につきます。

目に付くということは、「女子が1人でキャンプをしているのだな。」とバレる確率が高くなります。

人が少ないというのも危険ですが、人がよく通る場所は避けましょう。

いずれにしても程よい距離感が大事です。

女性らしいデコレーションをしない

キャンプインテリア

あからさまに女子のソロキャンプとバレるような可愛すぎるデコレーションはやめましょう。

キャンプグッズにピンクなど可愛いカラーは少ないと思いますが、チャムスづくしのサイトだと女子とバレバレです。

ソロキャンプの時はあえて地味なテントや道具で攻めましょう。

むしろ無骨な迷彩柄のテントで斧を持っていたりするとかっこいいです。

ただし「レア」すぎるキャンプ道具を持っていると逆に声をかけられる可能性が上がりますのでこれもまた要注意です。

ソログルというソロだけどグループというスタイル

ソログルキャンプ

最近は、ソログル(ソログループキャンプ)なんていうキャンプスタイルも人気です。

ソログルとはソロキャンプをグループで行うキャンプのこと。

ソロキャンプなので各自好きなものを食べたり作ったりしながら、一緒に来た友達と集うというスタイルです。

これが本当に楽しくて、ファミリーより気負う事なくソロキャンプより寂しくない。

ちょうどいいキャンプスタイルがソログルです。

女性なら信用のおける友達とソログルを企画して一緒に行くのがおすすめです。

何かあった時に助けを求められる知人がいると安心感が全然違います。

変質者だけでなく、自然の動物も注意

熊

女子のキャンプで気をつけるのは、変質者やおせっかいなおじさんだけではありません。

自然の中のキャンプでは熊などの動物にも注意が必要です。

特に外に出しっぱなしの食料は大変危険です。

キャンプ経験が浅い時に、朝起きてみたら正体不明の動物に食料を食べられていたことがありましたが、これが熊だったら命が危なかったかもしれません。

人間なら心理的に防げる面もありますが、動物はそうもいかないので確実な対策しておく必要があります。

テントやハンモック泊ではなく車中泊という方法も

車中泊

最近では、ジムニーや軽自動車のワンボックスなどをカスタマイズして車中泊できるようにしたものが増えてきています。

テントやハンモックで泊まりたいというのもわかりますが、場合によっては車中泊も検討してみてはいかがでしょうか。

車中泊の女子ソロキャンパーの森 風美(もり ふうみ)さんのスタイルはおしゃれで真似してみたいですね。

大雨が降った時や雷がなった時など非難する場所としても車中泊を最終手段として持っておくと安心です。

日頃から車のシートをフラットにできるかシミュレーションしておきましょう。

車中泊ではシートをフルフラットにできるかどうかで快適さが変わってきます。

車の改造まではしなくて良いと思いますが、厚めのマットなど敷いて寝やすい状態が作れるようにしておきましょう。

自分の身を守り、しっかり楽しもう

女子のソロキャンプは男性よりもリスクが高いかもしれませんが、注意をすれば楽しむことができるはずです。

最初は仲間とキャンプを重ねてから、スキルアップをしてソロキャンプにチャレンジしてみてはいかがでしょう。

1人でのソロキャンプは、また違った「チル」なひとときが楽しめるでしょう。

これから始める女子ソロキャンパーにお役に立てれば幸いです。