キャンプ好きしか知らないブランド「ヒルバーグ」。
キャンプ好きでもひょっとして知らないかもですが、ガチの探検家とかが使うハイスペックなテントブランドです。
キャンプを始めた頃は、父から譲り受けたよくわからない黄色い三角の小さなテントでした。
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そこからスノーピークに買い換え、軽量でもう少しいいテントが欲しいと探した結果、ヒルバーグに行き着きました。
なぜ、ヒルバーグなのか
高価だけど結局寄り道するぐらいなら最初からいいものを買っておきたいた方が結果として安く済むという持論です。
安物のダウンジャケットを買っても結局はモンクレールが欲しくなるし、無名の革財布を買ってもエルメスとか欲しくなるのです。
最初はテントのナロGT4、その次にタープ、そしてついにアルタイを買うに至ります。

連結はできないのが残念ですが、2つ赤のテントとシェルターを並べてキャンプするのが夢だったんです。
使い方として、アルタイはシェルターとして中でぬくぬく楽しんで、寝る時はベッドルームとしてナロを使う。
夏など気温が高い時には、アルタイの代わりにタープを張ります。
広いスペースがあるならアルタイとナロの間にタープを張って連結させたら素敵だろうなと企んでいます。
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高すぎるのよ、ヒルバーグ
今では、価格が高騰しすぎて買った時よりも10万近く値上がりしているのでもはや買えません。
現行では下記のような価格感。
ALTAI XP アルタイXP(エクスペディション) ¥ 269,500
NALLO4GT ナロ4 GT ¥ 264,000
TARP10 UL タープ10 UL(ウルトラライト) ¥ 57,200
円が弱いといえども、価格が上がりすぎています。
家族には随分非難されましたけど、ほんと買っておいて良かったと思っています。
アルタイとナロが価格があまり変わらないのが不思議なところです。

アルタイの何がいいって、この遊牧民っぽい形が好きなんです。
アトラスというシェルターも気になったけど、それはさらに高すぎるし、フレームが重そうというので諦めました。
結果、ナロもアルタイも形が好きなので、この組み合わせで良かったと思っています。
少し狭めの室内だけれどすぐに暖まるし工夫して籠るのが本当に楽しいです。
アルタイの欠点
随分悩んで即決できなかったのはズバリ仕様。
それは出入り口が1箇所しかないという点。風が通り抜けないから暑くなった時に困るというのが悩む理由でした。
実際には冬しか使用していないのでそんな心配は不要だったのですが、春や秋に使うとどうなるのかが気になるところです。
やってみたかった、おこもり
シェルターの中にストーブを入れてその上で、お湯を沸かしたり、蒸し物をしたり、焼酎お湯わりを飲んだり色々やってみたかったんです。

寒い時にキャンプは嫌だという家族の声からシェルターを買ったのですが、結果みんな楽しんでいたと思います。
なぜ、赤なのかって?
ほんとはベージュが良かったんですけど、どうやら限定色のようで、目立つ赤にしました。
極寒の中でも楽しめるシェルターは、ヒルバーグに限らずキャンプの楽しさを一段階アップデートできる道具だと断言できます。
ヒルバーグから溢れる光と星が最高
最近、歳のせいか花火大会などあまり感動しなくなったのですが、星が見えるというのはいまだに素敵だなと思って見上げてしまいます。

そして、そのヒルバーグから溢れる光もまた最高です。
この夜を楽しむためにキャンプをしているのかもしれません。
都道府県どこのキャンプに行ってもこの夜空は繋がっていて素敵な星が見られるのはロマンを感じませんか?
アルタイで気を付けること
先にも言った通り、アルタイは出入り口が1ヶ所で風が抜けないので換気には要注意です。
冬のキャンプで一回だけ一酸化炭素のアラームがなったのにはビビりました。
もちろん、慌てて入り口と上部の換気口を全開にして換気です。
一酸化炭素測定器は安物だけど持っていっておいて良かったと思いました。
キャンプの最終形態
インスタなどでよく見かける道具が欲しくなったりするけれど、ものが増えるのも嫌なので、我慢してコンパクトにまとめるようにしています。
最小限の良い道具で最大限に楽しめたら良いのです。
なので、周りから見たら道具が少なくて味気ないキャンプに見えるかもしれません。
映えないからインスタもやっていないし。
それでも、家族との会話が楽しめて、日頃のストレスとか忘れられるようなキャンプができれば良いと思っています。
我が家にとっては、そんな楽しみに大きく貢献してくれているのがこのヒルバーグなんです。