テントデスゴススキル

テント

みなさんは、テントで過ごしたことありますか?アウトドアは苦手という人でも、地震大国日本で、サバイブ能力というのは大切だよ、というお話です。

先日、熊本のいとこ2人と数年ぶりに飲みました。

その中で話題になったのが、熊本地震の話。

熊本には友達が何人か住んでいるので、地震の話は聞いていたけれど、本当に大変だったんだなと感じました。

1回目の地震の時は、たてにゆれたので、お風呂のお湯が上に飛び出して、お湯がなくなるほどだったとか。

2回目のゆれの時、余震に備えて安全な場所にいて助かった人もいるとかで、ほんとに紙一重。

僕は、震度3以上の地震を体感したことがないので、どんなゆれなのかは想像ができないけれど。

小学生のころに、地震の避難訓練が年にいちどはあって、ざぶとんで頭を守りながら机の下にかくれなさいと教わっていたっけ。

今もそうなのかな?

でも、じっさいに地震がおきた時は、テーブルの下などに身をかくしてはいけないらしい。

どうやら、机ってそんなに丈夫でもないし、すぐつぶれるとか。

できるだけ、窓の近くに逃げる方がいいよって教えてくれた。

理由は、建物の中に閉じ込められたら、どうにもならないから。

がれきにうもれても、外に近ければ声がとどいて助かる可能性が高い。

窓ガラスが割れてケガをするといけないので、むずかしいところだけれど、逃げやすくしておくのがベストなんだね。

なんども地震があって、情報も発信されているだろうけど、知らないことがいっぱいだなと思う。

家に住めなくなった方々が、車に寝とまりをされていたのはテレビで見てご存知でしょう。

しんせきのおばさんも、何ヶ月も軽自動車の中で寝ていたとかで、相当なストレスだったろうな。

サーフィンやスノーボードなどで車中泊は経験があるけれど、車の中は息苦しいし、寝づらいし、何ヶ月とか考えられない。

そんな中、楽しそう、といったらアレだけど、テントで過ごしている方もちらほらいたとか。

その人たちは大変な思いをしているのだろうけれど、はたから見ると楽しんでいるようにも見えたとか。

被災している中、スノーピークのリビングシェルロングなんかで、過ごしているとそう思われてもしかたないか。

それでも、他人の目を気にしてなんかいられない。

いかに、楽しむという方向に気持ちをもっていって、ストレスをためないように生きることが大事。

ストレスがいちばん体に悪いし。

そして一番言いたいのは、いざという時、キャンプの知識や道具が役に立つということ。

家がなければテントをたてればいいし、
ガスがなければ、火を起こせばいいし、
米だって炊飯器がなくても、たけるし、

いろんな知識が役に立つ。

かんたんそうだけど意外とむずかしくて、頭でわかっていても、経験のある人とない人ではだいぶ違う。

そう考えると、この国ではテントをそなえておき、テントを立てたり、ごはんをたいたり、寝どこをつくったりするスキルが必要なんじゃないかな。

じっさいの場面では、かんたんにはいかないだろうけど。

それでも、通気性が良く、フラットに寝ることができるテントを持っていると心強い。

アウトドアをする時に、車中泊からテントスタイルに変えて、ずいぶん快適になったしね。

被災地は大変だろうけど、テントデスゴススキル。

必要でしょう。

ラッパ我リヤの曲みたいなタイトルになったけれど、またいつ起きるかわからない地震にスキルと道具をそなえておくのは、いかがでしょうか。

テントを補助金で買えるように、なればいいのにな。

国のえらいさん、いいと思いません?

そして、熊本もまだまだ復興に時間がかかるようです。みなさんで応援しましょう。

FOR KUMAMOTO PROJECT

アウトドアマガジン編集部

外遊びの楽しさを伝えるアウトドアオンラインマガジン。趣味がない人にも読んでもらいたい。リアルが伝わるようライターの体験に基づき情報を発信しています。

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