ひとつのモノを買うのに、ものすごく時間をかけるタイプなんです。
ひたすらAmazonでレビューを見て、YouTubeの紹介動画で使用感など情報収集。
そうしているうちに新しいものを見つけて、調べて。。を永遠繰り返す。
ようやく、これ!と決めた商品を買いに行っても、結局全然違うものを買ってしまったり。
今回、紹介するお気に入りのバックパックも、「アークテリクスのバックパックをを買おう!」と決めて買い物に行った時に偶然店で見つけて、一目惚れ&即購入した商品です。
そのバックパックが、MONTURA(モンチュラ)のCERVINO 35 BACKPACK 35L
定価26,400円
なかなか、モンチュラというブランドを知っている人もレアだと思うのですが、登山界ではそこそこ有名なようです。
そんな、モンチュラのバックパックをレビューします。
MONTURA(モンチュラ)とは
MONTURA(モンチュラ)とは1998年にイタリア北部で創設されたアウトドアブランド。エアモンテ株式会社が扱っており、モンチュラ(MONTURA)とはイタリア語で「ユニフォーム」の意味。
登山靴やフリースに定評があって、よくガイドさんが着ていたりするようです。
しかしながら、いまだかつてモンチュラを着ている人、背負っている人に出会ったことはありません。
バックパックに求めるもの
バックパックはそれぞれ用途に応じてデザイン、容量など決まってくると思います。
私がバックパックに求めるものは、登山にも使えて、キャンプでも使えて、ちょっとした旅行にも使える。
そんなバックパックを探していました。
候補は、ノースフェイス、アークテリクス、ミレー、グレゴリー、山と道。
それぞれ、惜しいところがあって、買うに至らなかったラインナップです。
ノースフェイス →カブリ率高め。
アークテリクス →欲しかったバックパックにチェストストラップがついていなかった。
ミレー →35Lで好みのデザインがなかった。
グレゴリー →同ブランドの30Lを持っている。
山と道 →ちょっとコスト高めで、軽すぎて柔なイメージ。
この中ではアークテリクスのバックパックが有力候補でしたが、偶然にも見つけたのがモンチュラのバックパック。
そんなモンチュラのバックパックで気に入った点を紹介します。
モンチュラのバックパックの気に入った点
ウエストベルトが外せる
これが1番の決め手です。
他のバックパックでウエストベルトが外せるものってほぼ無いんです。
その点、モンチュラは脱着可能。
松田聖子じゃないけれど、ビビビッときましたね。
登山だけでなく、旅行にも使いたい自分にとっては、ウエストベルト(ヒップベルト)は邪魔なんです。
というか、ガチ感あって海外から来たのかな?みたいな雰囲気になるでしょう。
あれをどうしても、外したかった。
でもそんなバックパックはほぼないので、後ろに巻いて隠すことを考えていましたが、脱着可能なんて神です。
ただ、脱着可能というのが1番のメリットだと思っていたのですが、外すのが面倒なので、結局付けたままというオチです。
ちゃんとしたブラック
ブラック好きの私にとって、完全ブラックのバックパックというのも少ないのです。
他の商品は意外と、サイドポケットやショルダーハーネスがグレーだったりするんです。
なぜ、ツートンにするんですかね。
赤が好きな人は赤が欲しいし、青が好きな人は青が欲しいのだから、余計な色を混ぜないで欲しい。っていつも思ってます。
メーカーさんよろしくです。
その点、このモンチュラのバックパックはちゃんとブラック一色で合格です。
ほんとなら、ロゴもブラックならもっとかっこいいんですけどね。
フィット感がいい
バックパックを買うにあたり、めちゃめちゃ試着しました。
おもりを入れてもらって、店内をぐるぐる歩いたり。
ほんと、好日山荘さんお世話になりました。
やっぱり、人それぞれ背負った感覚が違うのですね。
ぐらつくものもあれば、密着しすぎて暑かったり。
何度も試着を重ねて買うのはブーツを買うのに似ているかもしれません。
モンチュラのバックパックはフィット感もいいし、背中の通気性もよくて、私にとってはベストでした。
どこかのアパレルの店員さんが言ってたけれど、イタリア人って日本人に体型が似ているそう。
なので、イタリア製の洋服って意外と合うのだとか。
バックパックも同じ理由なのかは分からないですが、フィット感が良かったのも決め手のひとつ。
サイズ感がキャンプや日帰り登山にちょうどいい
35リッターというサイズ感もベスト。
登山なら日帰りからちょっとした1泊ぐらいならいけます。
それだけ容量があっても、大きすぎないサイズのバックパックだから旅行でも使えます。
ウエストベルトを外して、ショルダーハーネスを長めにすれば、ガチ感は薄れるでしょう。
CORDURA(コーデュラ)素材を使用
素材にコーデュラを使っているのが嬉しいですね。
コーデュラ®とは、ナイロンの7倍もの強度を持つ耐久性に優れた繊維で、インビスタ社の登録商標。 高機能の衣服、用具、ワークウェアに使われる「丈夫な素材」。現在ではさらに耐久性が必要とされる衣服や用具から日常着にいたるまで様々な製品に使用されている。
https://www.fashion-press.net/words/152
このマーク見たことないですか?
コーデュラは強度、耐久性、撥水性など兼ね備えていて、安心できる素材です。
最近では、ワークマンの商品にも使用されているみたいで、結構周りでも見かけるようになりました。
ゴアテックスやエアリズム、みたいに書いてあると安心する、お守りみたいな感覚です。
ポケットの数と位置
世の中、UL(ウルトラライト)化がトレンドになってきて、軽量化を図るために、ポケットやチャックを極力省く傾向にあるように思います。
それでも、男は色々なところにチャックがあるのを喜びます。
このモンチュラのバックパックはポケットが欲しいところにちゃんとあります。
ウエストベルトにもメッシュのポケット。
こういう仕様も嬉しいところです。
ここにモノ入れることは無いですが、アメとかガムとか入れられそうです。
ちなみに、スマホは入りませんでした。
サイドポケットの深さはちょうどいいです。
浅い方がドリンクを取り出しやすいという利点もありますが、深くて落ちにくい方が自分的には好みです。
背面のチャックはこれでもか。というぐらいに全開に。
ここは、濡れたウエアなどを入れるそうで、よく見ると下部に小さな穴が空いていて、ここから濡れた水が抜けるという仕様で、本当によく考えられています。
レインカバーもついていて、かわいいアイコンです。
H2Oのマークも可愛い。
ちょっとしたところに、モンチュラのロゴが。
このロゴが可愛くて好きなんです。
チャックや、ボタンにちゃんとロゴが入っていて、悪目立ちしないので、スマートな感じがしますね。
デメリットと改善して欲しい点
バックパックとしては少し重い
丈夫に作られているから仕方ないですが、バックパックだけでずっしりきます。
パーツ類が重いのでしょうか。
それでも、ウエストベルトが脱着可能なのと、背中の板を外すことができます。
これだけで、随分軽くなるので、旅行やキャンプで使う時には外して使った方が良さそうです。
横からのチャックが開けにくい
サイドからアクセス可能なのですが、ループが邪魔して開けにくいです。
ここに、長めのものを差していた場合、チャックが開けにくく、中のモノが出し入れしにくいというデメリットが。
このチャックは背中側についていたら良かったのにな。
と言っても、モンチュラのバックパックに関してデメリットはこんなものかな。
まとめ
モンチュラのバックパックは、デザイン、機能、サイズなど全てが自分好みで、ほんと見つけて良かったと思います。
登山に、キャンプ、旅行などマルチに使える頼れる相棒って感じ。
おそらく、壊れても修理して穴が開くまで使い倒すでしょう。
ぜひ、モンチュラのバックパックオススメです。
少しでも、モンチュラ仲間が増えるといいな。