掃除といえば「バケツ」→ バケツといえば「固い」→ 固いといえば「鉄」、、、と続きそうな、マジカルバナナ。
あ、これ、若い人は知らないか。
バケツと言えば固いブリキかプラスチック素材が普通ですが、その固いをくつがえした画期的なゴム製のソフトバケツがタブトラッグス。
タブトラッグス(TUBTRUGS)とは、1982年に設立されたFaulks & Coxというイギリスの会社が製造するゴム製のバケツ。
もともとは、ガーデニング用だったとか。
はじめて、タブトラッグスを見たのは雑貨屋さんにて。
雑貨屋さんの説明も良かったのだろうけど、バケツってやわらかくてもいいんだ〜。とコンセプトに感動。
アイディアとは、固定観念を壊すところからわいてくる。
タブトラッグスは、ありそうでなかった、を形にしていて面白い。
バケツをゴム製にすることによってメリットがたくさんある。
変形するから、ある程度の形のものは入れられる。
バケツを地面に沿わせると、チリトリにもなる。
雑に扱っても割れたり凹んだりしない。
などなど。
このタブトラッグスがサーファに愛用されている理由を考えてみた。
そしたら、タブトラッグスのメリットが多く活かされている。
それは、割れないという点、大きいという点、変形するという点があげられる。
割れないという点
サーフィンから上がってきてウエットスーツを脱ぐとき、足もウエットスーツもドロドロになることが多い。
タブトラッグスを愛用しているサーファーは、タブトラッグスの中に入ってウエットスーツを脱ぐ。
そうすると、足が汚れずウエットスーツもそのままタブトラッグスに片付けられるし、帰ったらそのままジャブジャブ洗える。
これが、固いバケツだと体重で割れる可能性があるけれど、タブトラッグスはゴム製なのでそれがない。
まぁ、バケツの中で着替えるのって、狭いからバランスをとるのがむずかしいけどね。
大きいという点
意外と大きいバケツってあまりない。
タブトラッグスはさまざまなサイズ展開をしていて、Lだとかなり大きい。
サーフィンに家族で行くとウエットやリーシュコードなど濡れたものがたくさん。
そんな時に、たくさん入れられるものが必要で、タブトラッグスはこれに適している。
変形するという点
サーファーやキャンパーは車のトランクに所狭しと荷物をつめ込む。
固いバケツだと入らない場合でも、ちょっとしたすき間にタブトラッグスを変形させてのせることができる。
キャンパーがクリアケースなどのボックスを使うのではなく、トートバッグを使い、すきまに詰め込むというのと同じ感覚。
あと、なんだか、バランスがいい形をしているんだよね。
黄金比とか、プラチナ比とか、絶妙なバランスでできているんじゃないかな。
シンプルでも、かなり考えて作られているのがわかるし、開発者が楽しんで作っただろうなと勝手にイメージしてしまう。
カワイくて、実用的なものだから、あきずに使える。
タブトラッグスを気に入りすぎて、今までに何度かプレゼントしたことがある。
喜ばれているのかどうかはわからないけれど、バケツだから色々と使えるんじゃないかな。
サーフィンに行かないとき、わが家では洗濯物入れに使っている。
応用きくところが、タブトラッグスのいいところ。
一家に一個あったら色々とつかえるタブトラッグスのバケツでした。