スケートボードという乗り物のメリット

スケートボード

いまさら?って言われそうですが、スケートボードって面白いだけでなく、便利なことに気がついてしまいました。きっかけは、遊びで使うであろうキックスケーターを移動手段として使っているのを目撃したから。

都内に住んでから、やたらキックスケーターが多くて大人が使っているのも見かけるほど。

気になって調べてみると、車輪が大きめの大人用もあるんですね。

この前は、大人の女性が電動のキックスケーターに乗っていて坂をスイスイ登っていました。

これには、ちょっと驚き。

キックスケーターを使う理由は、歩くより早くて、折りたたんで電車にも乗れるから。

たしかに、自転車はなかなか電車に持ち込みにくいですしね。

そこで、ようやく本題です。

キックスケーターが使えるなら、スケートボードだっていいんじゃないか。そう思い、さっそく家にあるスケートボードのウィールを柔らかめのモノに交換し乗りやすくしてみました。

なんで、柔らかめのかというと、単純に音の問題。

ハードなものはトリックがしやすいけれど、音がうるさい。

ソフトなものは、トリックがしにくいけれど、音が静か。

そんなスケートボードを移動にガンガン使えたらカッコイイなぁと思いながら、少しづつ練習しているところです。

スケートボードといっても、実は色々と種類があって、トリックをする用、ペニーといって移動用、ロングスケートボード(通称;ロンスケ)など様々です。

よく、ホームセンターなどに売っている安い完成品は、スケートボード風といってもいいかも。

実はあれではなかなかトリックが難しくて、ちゃんと「板」「トラック」「ウィール」などパーツごとに買って、カスタムしたものでないと使えないっていうのに気づいたのは、安いスケートボードを買った後でした。

しばらくして、たまたま良いパーツで組み上がったスケートボードをリサイクルショップで買ってから、ハマっている感じです。

全然、思うようにいかないですが、トリックはかっこいいものがたくさんあるので、やりだすと夢中になってしまいます。

そこでスケートボードのメリットを考えてみました。

体幹が鍛えられる

そういえば私がスケートボードを始めたきっかけは、サーフィンの板の上で安定して乗れるよう体幹を鍛えるためでした。

サーファーが波のない時やシーズンオフにスケートボードを練習するのはよく聞く話。

こけないようにバランスをとることで、バランスディスクインドボードに乗っているような感じで、体幹が鍛えられます。

スポーツ選手は体幹を鍛えるために、スケートボードをやってみてはいかがでしょう。

移動ができる

これがいちばん言いたいことなんですが、移動ができるシンプルな乗り物を探していたところスケートボードに行きつきました。

移動する時はプッシュといって、地面をける動作で力強く転がり素早く移動できます。

方向転換や曲がったりは体重移動でできます。

かんたんに言っていますが、これ結構難しいんですけどね。

初心者は大きめの板を買っておかないと、乗りこなすのに少し時間がかかります。

ペニーは見た目カワイイけれど乗るのに手こずる、カワイイ女の子みたいなものです。

技がかっこいい

スケートボードで派手に技を見せたい人は、板をけってジャンプをするオーリーという技を練習するといいでしょう。

カッコよくて技が決まったらうれしいものです。

ギターのFコードと同じくオーリーは簡単ではなく、つまづいてやめちゃう人が多いのではないでしょうか。

カスタマイズができる

カスタマイズ好きなのは男特有のものかもしれませんが、ウィールを付け替えたり、好きなグラフィックの板に変えたりして、楽しむこともできます。

無地の板を買ってから、自分で絵を描くこともできるので、世界に一つのスケートボードを作ることもできます。

移動用にソフトなウィールを探していて初めて知ったのだけれど、回転すると光るものがあるのですね。

スケートボードのウィール
柔らかいウィール

こんなウィールですが。

スケートボードのウィール
回転すると光るウィール

私が知らないだけで、世界にはもっともっと、色々な種類のスケートボードがあるのではないでしょうか。

それを集めて部屋に飾るのもいいかもしれません。

この前、表参道の雑貨屋さんで、バスキアという画家のスケートボードが5枚セットで10万円ぐらいしていたものは完全に飾る用でしょうけど。

あれ、かっこよかったなぁ。

パークにも行ってみよう

平地でスケートボードに乗ることがなれたなら、オススメするのはスケートボードのパークです。

パークにはジャンプ台などがあって勇気のある方は飛び込んでみると世界が変わります。

初心者がパークに行く時の必需品はヘルメット、ひざあて、ひじあてなどのプロテクター

これがないとコケた時、ケガをしてしまうので絶対に用意しておいてください。

私もヒドいケガしましたから。

もう、一生傷です。

幅広い友達ができる

スケートボードのいいところは、年齢差関係なく友達ができることです。

これってどの趣味にもあてはまるかもしれませんが、スケートボードでもそうなんです。

しかもスケートボードをやっている人って結構タトゥー入ってたりして、怖いイメージがあるけれど実は優しい人が多いので気楽に話せます。

友達作りにもぜひ、スケートボードをやってみませんか?

近所の子どもなんかは、コナンくんが乗っているからという理由でスケートボードを買ってたけれど、そんな動機でもいいから、やってみればいいんじゃないでしょうか。

くれぐれも、道路で乗るときは気をつけてください。

アウトドアマガジン編集部

外遊びの楽しさを伝えるアウトドアオンラインマガジン。趣味がない人にも読んでもらいたい。リアルが伝わるようライターの体験に基づき情報を発信しています。

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